3つのデーターセンタータイプ

IT進化は速くて、従来の常識がどんどん変わってゆく。
データーセンターは、どんなタイプも同じものと思われているが、おおまかに
3つのタイプがある。

1、通信機器を収納するデーターセンター
2、汎用機やHPC(ハイパフォーマンスコンピュータ・スーパーコンピュータ)を
収納するデーターセンター
3、インターネットサービスを提供するデーターセンター

それぞれに要求されるスペックが違い、日本データーセンター協会が発表した規格
http://www.jdcc.or.jp/pdf/facility.pdf は、日本における商用電源の信頼性の
高さや日本製品の品質の高さ(故障率の低さ)といった日本の実情に即したデータ
センターのファシリティ基準「データセンターファシリティスタンダード」となっています。
金融関係などが安心して利用できるデーターセンターを構築できます。

HPC用データーセンターでは、東京工業大学のTUBAME2.0が 日本のスーパー
コンピュータとしてTop500に上位ランクインされるなど 数値演算を主として利用
されるコンピュータを収納する構造となります。TUBAME2.0は計算能力と省電力比でも優秀なシステムです。。http://www.gsic.titech.ac.jp/tsubame

3つめとして 海外Google社、Yahoo社、Microsoft社などが行っているインター
ネットサービス用に構築された大量のサーバーを使うタイプがあります。これらは、
空調電力の無駄を大幅に削減した新しい構造となっており、従来のデーターセン
ターと比べ、建設費、ランニングコストともに大幅な低コストを実現しています。
日本では、日本ラッド http://www.nipponrad.co.jp/ir/release/data/20101027.html
(弊社も実証試験から構築に参画しました)が、構築し安価なSaasサービスを開始して
います。
また、さくらインターネット が北海道石狩に大規模な新型データーセンターを建設中
です。http://ishikari.sakura.ne.jp/blog/
インターネットサービス用に設計されたデーターセンターは、いずれもPUE=1.1前後で
あり100Wのサーバーで空調電力は10Wほどしか使いません。従来規格ではPUE=2.0前後で大きな空調電力を利用しますので利用料も高額になり、国境の境目が
無いと言っても良いインターネットサービスでは海外勢に運用コストで対抗できません。

データーセンターには、3つのタイプがあるのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です