Fcaebookデータセンター解剖

Facebook オレゴンの外気導入だけのデーターセンター
Open Compute Project として公開されている資料から
構造をご紹介します。

なにしろ広いのが特徴

Bloombergで紹介された内部

Open Compute Project
データセンターにオープンソフトの考え方を導入しようと
提案されています。
サーバなども詳細が公開されています。

ドキュメントが公開されています。

この資料に記載されていることを利用することによる
免責が書いてあります。

Google翻訳では、このように読めます。

冷却フロー図

2階から外気を導入し、1階に送ります。
サーバ排熱は中2階から2階排気室へ送ります。

外気導入室、外気導入通路と呼ぶのがふさわしいぐらい。

ミストシャワー、エアーフィルターと押しこみファン

押しこみファンは中心部から吸い込む大型シロッコファン

押しこみファンからのエアーは開口部から一階に送られます。

1階通路とラック
ラックはしっかりキャッピングされていて、サーバ排気が
通路に逆流しない構造になっている。
中2階がホットな空間。

排気用大型ファンが多数設置されています。

ファンやミストシャワーの制御
外部気候環境を7つの状況に分けて制御している。
外部気温10℃であれば 外気は少しだけしか導入せず、
ミストで加湿して、ゆっくり排気している。
分け方は空気線図をAからGで分けている。

AからGまで それぞれに どのように制御するか?
ドキュメントに記載されています。

空気線図については KANAYMAさん作 Excelマクロで
簡単に計算結果が利用できるフリーソフトが公開されています。

サーバも外気導入用に設計されています。
1.5Uサイズは、1Uサイズに比べると、しっかり風量を確保でき、
1ラック積載30台として、ラック耐荷重、搭載密度でバランスが
取れています。

ラック耐荷重を強化しコストアップにならないように、3台を連結
して使っています。

6ラック180台搭載した写真
外気導入型データセンターでは、従来からの密閉型(魔法瓶型)と
比べ高密度にサーバを積載できます。
大事なことは、これらサーバに搭載されているファンがサーバ設計
に合致した風量を供給することです。

Ver2として 新型サーバが発表されています。
6ラックで360台搭載出来ます。
レンタルサーバ向けサーバを10機種以上デザイン、製造してきた
LXスタイルでも 同様なサーバを設計しています。

バッテリシステムも公開されています。
各サーバ搭載電源に通常AC220VとバッテリからのDC48Vを
供給します。バッテリはラック半分ぐらいのサイズで分散配置
サーバは同様なものが設計できても、この電源は初期開発コストが
高くオープンな技術とは言いにくい。
この電源のサンプルも購入できない。
日本では ニプロンがDC24Vで ノンストップ電源として販売され
多数実績があります。
(さくらインターネット石狩が採用したHVDCの方が効率は良い)

Open Compute Projectに賛同する会社が増えてきました。
オープンソフトは バグ取りをユーザーに任せることで開発者、
ユーザーともにメリットがありますが、ハードウエア それも
データセンターのように巨大なシステムで バグが見つかって
そのときに発生する費用はどうするんでしょうか?
Open Compute Project の動向は これからのインターネットに
大きく影響を与えそうです。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20111028/371609/?k3